自然を愛でる国、自然と共存する国
私は日本生まれ日本育ち。
高校、大学でアメリカで暮らし、そして今、夫の駐在でまた海外で暮らしているけれども、今いるところに馴染めない理由は自分の中ではなんとなく解っている。
それは、ここには「良い気が巡っていない」。もっというと、私の神様がいない気がする。
昨日親友とLINEをしていて、もうすぐ春分の日だね、という話になった。
春分の日は自然をたたえ、生物をいつくしむ日なんだって、と。
自然を讃える、称える、慈しむ、愛しむ。なんて美しい表現なんだろう。
同じ地域柄でも、バリに行った時には、すごく良い気を感じたし、その土地の神様がいるんだろうなって、そういう感覚があった。blessing な場所だなって。
今住んでいるところにはそれがない。人工的と人は言うけれど、たたえる、とか、いつくしむ、っていうのが感じられない。
熱心にお寺に行ったり、旧正月の盛り上がりもあるけれど、なんだか「自分たちの利益につながるように」という感じがして、自然との共存感が感じられない。
批判してるつもりはない。
ただ、私には合わないというだけ。
私の居場所はここじゃない、って思ってしまうんだ。
日本への想いは募る。日本に帰りたい。
そして、この愛すべき日本を、日本の地を守れるような人になりたい。日本のために貢献したい、日本を守りたい。そんな想いでいる。
こんな気持ちになっているのも、気づかせてくれたのも、今この「自分に合わない土地」にいるからなんだろう。何事も無駄なことはないって、仰る通りなんだけど、でも渦中の今はなんだかしんどいです。