井華水(せいかすい) 。生気溢れる場所
今週末は、茶道の座学のお稽古がありました。
そちらで教えていただいたのが、「井華水(せいかすい)」。初めて聞いた言葉でした。
深夜から朝にかけての水。
最も生気のある水とされていた。
「太陽が昇る直前の水は生気がみなぎっている」
早朝というか、朝になる前の夜というか、この時間帯の空気の特別さは、なんとなく実感がある。
早朝のあのピンとした空気。
日本にいるときも、早朝の神社や緑が深い公園の空気を吸いによく元気がない時、元気をもらいたいときに出掛けてた。
それができない今この国がなぁ。つらい。
そんな中、毎日のランニングも、朝、しかも日の出前の薄暗い時に行くのが私は好き。
そんな行動も、無意識だけど、少しでも生気あふれる空気に接したいからなのかもしれない。
日本のあの空気感。美しいよね。
恋しいです。
日本には、生気溢れる場所がある。だからきっと私はこの国に馴染めないんだ。日本がホームだと感じるんだ。